2013.12.31ー魂の記憶

 どのような関係性を持とうと、血の繋がりの元に生まれた関係は、家族です
 離れて暮らしていても、会った事が無かったとしても、関係が冷え切っていたとしても、その関係性も含めて、あなたにとっての家族は、この繋がりなのです
 子供が幼少時代の家族の不和は、夫婦に責任が大きくありますが、成長をして、子供が大人になって築く関係性には、子供にも責任が生まれます
 けれど、どのような家、どのような家族、どのような関係性の元に生まれる者も、それは自分自身が生まれる事を選択した過程の中で作られた、物質の性質の中の自身という存在から、全ては築かれていくのです
 あなたは間違いなく、母親に愛を伝えて、母のお腹に行き着きました
 あなたは間違いなく、母のお腹から生まれて、父親が迎えに来た時、父に愛を投げかけているのです
 絆とは、人が思うよりも予想を越えて強く、深い関係を作り出すものです
 誰もが、親を愛して生まれてきます
 子供はどんな親でも、どのような事をされようと、親を愛し、愛される事を望んでいるのです
 子供は、神を知り、愛を知り、純真無垢で美しい存在なのです
 子供が持つ豊かな個性や、あなたに与える関係性、試練、新しい出会いの数々、全てが、あなた方への、子供からの贈りものです
 それが自分にとって心地良いものか、苦しいものかで判断するのではなく、全てがあなたを成長させる為に用意された、神からの贈りものでもある事を理解して、子供と共に贈られたものを受け取るべきです
 そして何よりも、子供はあなた方の選択の元に生まれてきたのです
 子供が先に、あなたの元に生まれたのではなく、男性と女性が行なった全ての行動の元に、生まれるのです
 どのような環境で生まれようと、生まれる事は奇跡であり、尊いのです
 生まれてきた子供は、今、生きている事が喜びであり、全てが神なのです
 私たちは、今、与えられる全てを持って、心を尽くし、生きる本質こそを、子供に与えるべきです
 子供は未来、何にでもなれる存在です
 大人は、現在を作り出す人間の一人として、子供が生きる未来を、豊かな愛のある社会へと、ひとつでも多く変化させるよう、努力すべきです
 努力する事が、素晴らしい事なのだと、子供に行動する姿を通して伝えるべきです
                             2013.12.31