2013.12.27ー魂の記憶

 自分の弱さや惨めさは、あなたの否定する存在ではない事を、信じて下さい
 脆さや自身の弱さ、浅ましさは、あなたを表す一部であり、一方的に良い面を持つ事が、人というわけではありません
 良い事も悪い事も、人が二元性の中で下す判断であり、全てがありのままのあなたである事を人生に受け入れ、生きる事が、私たちにとっての生きる道です
 人が否定しても、自分が否定しなければ、それで良いのです
 人が受け入れずとも、自分が受け入れれば、それで良いのです
 自分が傷つく事も、相手を傷つける事もなく、その場所に存在する事は、人の人生にとって、最も重い価値を持つのです
 自身が生きてきた人生は、否定する事も拒絶する事も、もうくり返さずにいて良いのです
 痛みや苦しみがあなた自身だと分かれば、それで終わりです
 自分の弱さ、脆さ、欲望、悪意それを受け止め、理解する事が自分自身の役目です
 生きる事は、尊い奇跡です
 その奇跡を無駄にするのではなく、愛する生を歩む事は、どのような自分も受け入れて共に居る事なのです
 人は、誰もが強さや偉大さに包まれているばかりではなく、弱さや痛みを抱え、あらゆる自分を抱える事が、人として生きる事です
 あなたが自身の傷を受け入れる事が、あなたの喜びと安堵を作るのです
                             2013.12.27