2014.4.23ー魂の記憶

 生きる事は、人の本質です
 至福は、生命の本質です
 愛こそが、神の本質です
 そうしたものを全て兼ね備えて、私たちは存在しました
 この現象で傷つくのは、自身を表す姿であるのと同時に、痛みを愛へと変える、あなた自身の定めた選択の結果です
 痛みを多く体験する人生の下には、そこに必ず学びを多く達成する必要があるように、私たちが自身に科した人生は、皆違うのです
 その違いや差を、人と比べ、悲しんでは人生を明け暮れますが、この違いこそが、あなたという個性であるのです
 自身に与えられた個生を否定すれば、人は人生に困難を生み出します
 どのような性質も、あなたに欠かす事の出来ない存在から発するあなたです
 あなたが存在するなら、その性質は、どの性質も欠かすことはできません
 個性の内の一つでも、あなたから去って消えてしまえば、あなたはこの有を体現する事は出来なくなるのです
 だから、物質による判断を終わらせ、どの様な自分も、ありのままの自身として、ここに存在する事が、あなたの幸福へと繋がるのです
 物質を得る事は幸福ではなく、幸運である事に気付くべきです
 環境を与えられる事は喜びではなく、満足である事に気付くべきです
 栄誉を授けられる事は優れている事ではなく、誇る事である事に気付くべきです
 物質の性質に気付かなければ、私たちは何度でもこの人生の中で惑い、悩み、不幸を得ます
 物質を理解して進んで手放せば、それらはもう、あなたの生に必要なくなるのです
 そうした生が、幸福であり、至福です
 理解した向こうに、神の愛は流れ、私たちが愛された存在である確信が輝いているのです
 人は、物質を手放せなければ、利己は手放せるものではない事を、知る必要があります
                              2014.4.23