2014.4.26ー魂の記憶

 人は万能ではありません
 人にとって得意な事、不得意な事は違います
 それが個性です
 個性は、全てが違うことを表します
 誰もが生きてきた環境を違えて、生きてきました
 それは、自分ではない誰かが、自分と全く同じ人生を歩んでも、あなたという存在にはならない事とも同じです
 人が所有するのは、物質で作られる性格だけではありません
 私たちが生まれるに至る、個や意義を持って、初めてここに存在するのです
 つまり、自分と全く同じ人は居ません
 誰もがオリジナルを有した個です
 千差万別を愛する事は、人が安全と平和を享受できる社会を作り出します
 社会を構成する人として、あなたは自身に欲するのと同じだけ、他者への安全と平和を提供すべきです
 人は、善悪を付けたがり、あらゆる理由で自身を良く見せたがります
 成長してきた過程において、それはあなたの自然な事であったのでしょう
 しかし、自身のありのままを許し、愛する事を学べなければ、あなたはずっと傷つき続けます
 他者はあなたの存在を映す鏡として存在し続け、あなたもまた、他者に対して同じ役割を果たします
 しかし、不毛な行いをくり返す事は、人生の浪費をするだけです
 人は変わらねばなりません
 それは、自身の神から現れるものです
 人は学ばねばなりません
 もう、どれくらい人類が同じ事をくり返しているでしょうか
 今を生きるなら、この社会を映す存在は、あなた自身です
 人の心が社会を反映します
 私の心が社会を作り出します
 社会は、不平不満ばかりを並べて、常に負の感情に突き動かされ、いつも情動的に動き続けています
 それが今、この世界に存在する人を表した姿です
 行動の全ての問題は、あなたと切り離されたところにあるわけではなく、あなたを表すものです
 私たちは先ず、自分自身の心を見つめるところから始め、自分自身こそが、変わらねばなりません
 どんなことも、出会ったなら先ず、自身を見つめることです
                              2014.4.26