人は万能ではありません
人にとって得意な事、不得意な事は違います
それが個性です
個性は、全てが違うことを表します
誰もが生きてきた環境を違えて、生きてきました
それは、自分ではない誰かが、自分と全く同じ人生を歩んでも、あなたという存在にはならない事とも同じです
人が所有するのは、物質で作られる性格だけではありません
私たちが生まれるに至る、個や意義を持って、初めてここに存在するのです
つまり、自分と全く同じ人は居ません
誰もがオリジナルを有した個です
千差万別を愛する事は、人が安全と平和を享受できる社会を作り出します
社会を構成する人として、あなたは自身に欲するのと同じだけ、他者への安全と平和を提供すべきです
人は、善悪を付けたがり、あらゆる理由で自身を良く見せたがります
成長してきた過程において、それはあなたの自然な事であったのでしょう
しかし、自身のありのままを許し、愛する事を学べなければ、あなたはずっと傷つき続けます
他者はあなたの存在を映す鏡として存在し続け、あなたもまた、他者に対して同じ役割を果たします
しかし、不毛な行いをくり返す事は、人生の浪費をするだけです
人は変わらねばなりません
それは、自身の神から現れるものです
人は学ばねばなりません
もう、どれくらい人類が同じ事をくり返しているでしょうか
今を生きるなら、この社会を映す存在は、あなた自身です
人の心が社会を反映します
私の心が社会を作り出します
社会は、不平不満ばかりを並べて、常に負の感情に突き動かされ、いつも情動的に動き続けています
それが今、この世界に存在する人を表した姿です
行動の全ての問題は、あなたと切り離されたところにあるわけではなく、あなたを表すものです
私たちは先ず、自分自身の心を見つめるところから始め、自分自身こそが、変わらねばなりません
どんなことも、出会ったなら先ず、自身を見つめることです
2014.4.26