2014.4.28ー魂の記憶

 神は、満足を得るために生まれてきていません
 神は、神である事に最も価値を置きます
 人は、幸福を求め、物理の満足を得る事の人生を幸福と信じます
 神は、幸福を得る人生よりも、神を得、与える人生を望みます
 神がこの世に生まれ落ちるのは、万物の生命のためです
 混沌と混迷の時代を選び、神は掲げた成就の為に、この世のどんな困難も前において、立ち向かいます
 神に出会える事は、稀有な機会です
 稀有な神を、大切にしなければなりません
 利己主義を潜め、人のために尽くし、自身を犠牲にできる事を、喜びの内にできるなら、神は喜びであなたの行いを愛するでしょう
 欲望を一番に掲げる時、人は人ならざる者に落ち行く事を、自覚せねばなりません
 私という生命は、欲望を達成する為に作られてはいませんから、人らしく、神の道を歩もうとする事が、賢明なことです
 神は欲を第一にする人に、沢山の試練を課します
 結局は、私たちの一番に欲するものは、欲ではない事を呼びかけているからです
 傷によって全てはあなたを隠し、本質を失わせたように見えて、実際は、あなたの真我の現れる道であることを自覚するのが人生です
 真我は、痛みの向こうから現れ、あなたという存在によって磨かれるものです
 真我の顕現こそが、自身の内の神を知る事です
 誰もが、この顕現を求めて、アートマとなったのです
 ブラフマンは、遠い存在ではありません
 常に燦然と輝くこの神は、私たちのどこにでもあり、自身さえこのブラフマンを形創る創造物の一部であるのです
『私があなた方に、何を与えたかが重要でしょうか?
 いいえ、いいえ。あなた方は、私から何を得るかが重要なのです。
 この人生は、神をより良きものと見なす、私の本質のような生でありなさい。』
                              2014.4.28